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November 26, 2009

もはや英語ができるだけのバイリンガルでは不十分!

ちょうど1年前のリーマンブラザーズの破綻によって顕在化されたアメリカ経済の地盤沈下は、世界経済における米国の地位を完全にNo.2へと追いやった。米国は十年以内にGDP比で中国とインドに抜かれる。日本も同じ立場だが日本が東アジア圏に存在するという地理的な意味から米国経済の凋落とは異なると私は考えている。

20世紀は英国と米国を中心にした英語圏(ユーロ・アメリカン)の時代だった。しかし、21世紀はBRICs特に中国を中心にしたアジア圏(東アジア圏+ASEAN諸国など)の時代である。今回の世界経済不況によりその大きな潮流は決定的なものとなり、世界経済におけるアジア諸国の台頭と米国・欧州圏の地位の低下は激流となって世界経済の流れを大きく変えようとしている。

日本と米国及び中国との関係を簡単に比較するだけでこの流れが現実となることは火を見るよりも明らかである。将来、中国市場は潜在的には米国(4億人)の3倍以上になる可能性は大、つまり米国の3倍以上の強大な経済圏となる(13億人)。日本との関係でも米国との貿易量よりも既に中国がそれを上回っており、この差は益々広がり、将来的には中国との経済の関わりが、米国との経済の関わりの3倍以上になると思われる。インド・ASEANなど他のアジア諸国との経済関係を含めると米国・ヨーロッパのそれを5年~10年以内に大きく上回ると思われる。

以上のような世界経済の潮流を鑑みるに、これから国際社会で活躍出来る日本人として、日本語と英語ができるだけのバイリンガルでは不十分だと言える。いわんや、子供達が大人になって活躍する時代には上記世界経済となっていることは必然である。結論からすると英語+他のアジア言語(特に中国語)が出来る日本人、つまりトライリンガルの育成・養成が今後の日本における外国語教育の肝になると予想する。

私も遅まきながら最近中国語の学習を始めたが同じアジア圏の外国語の習得がこんなに楽だとは予想を遙かに超えていた。日本人が英語を習得する約3倍のスピードで中国語はモノに出来る。韓国語であれば更にもっと容易くマスターできてしまう。ヨーロッパの人達が外国語を2カ国語3カ国語もマスターすることに驚いていたが、同じインドヨーロッパ語族の外国語であればそれも容易いと合点が行った。日本人であれば、英語+もう1カ国語(アジア圏の言語:中国語・韓国語・タイ・マレー・タガログ・その他)はマスター可能であると中国語の学習を始めて確信した。私は今年丁度50才になり、まさに50の手習いであるが3年以内に中国語をマスターする自信は大いにある。

これから外国語を学習する子供達および現在英語を学習している若者には特に声を大にして言いたい。「英語マスターだけで満足せずにもう一つアジアの外国語をマスターしてトライリンガルを目指そう!」5年後10年後に私の提案の重みをきっと実感できるはずである。

弊社は幼少より英会話中国語会話を同時進行で学習することを奨励し、日本の外国語教育の変革を促す原動力に微力ながらなりたいと思っています。(株)エース外語は日本人の外国語学習としてトライリンガル教育を推奨します!

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November 18, 2009

瞬間英作で英語はもっと楽に話せるようになります!

人は「おぎゃあ!」と生まれたときから母国語(母語)を学び始めます。先ずはひたすら母語を聞きます。母親や父親の言葉に耳を傾けひたすらその音を聞きます(ヒアリング期間)。その内聞いている言葉には意味があることを知り、それを聴き取って理解しようとします(リスニング期間)。意味が理解できると面白くなり母親や父親が自分に何を言っているのか必死に理解しようとして理解出来た時にはとても嬉しくてそれに反応するようになります。最初は笑ったり手や体を動かしたりして反応します。

その内言葉で反応するようになり、母親や父親が言った言葉を真似して口に出すようになります。最初は聞き取れた音のみを口に出しますが弱い音素は無視して強い音、言いやすい音のみを発します。(例えばママ、パパ、マンマ、ワンワン、ブーブーなどという具合です。)そしてトライアンドエラーを繰り返しながら両親の言葉に近い母語が徐々に話せるようになります。最初は母親や父親が使う言葉や表現をそのまま真似ます。

私の娘が確か3才位の時に、「パパこっちおいで」と私に言ったことを今でも覚えています。普段私が娘に「有彩、こっちおいで」と呼んでいたからそれを真似してそう言ったのですね。周りの人が使う表現を最初は真似してそのまま使っていても、それだけでは満足出来ずに、いろいろと応用して自分の思っていることを表現するようになります。娘もその内「パパこっちにきて」とちゃんと言えるようになりました。息子が6才で小学校に上がる前に「ぞうさん」と言えずに「じょうさん」「じょうさん」、「じどうしゃ」と言えずに「じじょうしゃ」「じじょうしゃ」と言っていたので妻と一緒に慌てて息子が正確に発音できない言葉の矯正をしたことも覚えています。特に小学校の先生からの指摘がなかったので小学校では問題なく正確に日本語を発音出来るようになったようです。

その後、成長した子供達は話す相手や場面や状況に応じて相応しい表現を身につけ、両親や家族だけではなく接するすべての人と言葉でコミュニケーションしながら母語で会話ができるようになります。母語の習得でさえこれだけの年数を費やして、たくさんの母語を「聞いて」「真似して言って」「応用して話して」ようやく身につくのです。外国語の会話習得(外国語が話せるようになる)にも同じように年数が必要なはずです。

学校英語だけでは、語彙・文法を学んで英語はある程度読解出来るようになりますが、英語は話せるようにはなりません。何故ならば、学校はたくさんの英語を「聞いて」「真似して言って」「応用して話して」という訓練を生徒に本気になって提供していないからです。

「英語を聞き流すだけで話せるようになる。」「英語が聞き取れるようになれば話せるようになる。」ということはあり得ません。上記母語の習得でさえ、聞くだけでは話せるようにはなりません。母語で出来ないことが外国語で出来るわけがありません。

それでは英語をたくさん聴いて口に出せば英会話はできるようになるのでしょうか?「音読」「リピーティング」という英語を口に出す学習方法がありますが、ある程度決まり文句的な表現は言えるようになるでしょうが、まだまだ不十分です。上記の「聞いて」「真似して言ってみる」止まりだからです。
そこから先、どうやって「応用して話す」訓練ができるのでしょうか?
英会話スクールに通ったり、外国人のプライベート教師に習ったり、いっそ英語圏に留学して何年か学習すれば英語は話せるようになります。

それでは、時間的にも経済的にもそれが出来ない人は英会話習得をもう諦めるより他ないのでしょうか?
いいえ、諦める必要はありません。私が代表を務める(株)エース外語が開発した特製CD(日本語→英語という順番で録音)を使って様々な日本語を瞬時に英語にして口に出す訓練を行えば、「応用して話す」という訓練がセルフスタディ(一人で学習)出来ます。

私は今年丁度50才になります。英会話はもうかれこれ30年以上も学習(近年はもうほとんど学習らしいことはしていませんが、仕事で外国人講師の採用をしたり打合せをしたりして英語を書いたり読んだり話したり)しています。自分では日英のバイリンガルの域に達したと思っています。私の会社で中国語教育ビジネスを開始することになり、同時に私は中国語の学習を始めました。いわゆる50の手習いですね。

そこで中国語をセルフスタディできる方法をいろいろと試している内にCDを使った「瞬間中国語作文メソッド」(覚えた中国語の構文パターンを応用して日本文から中国語を瞬時に作って言ってみる方法)に巡り会いました。中国語は「ニーハオ」や「シェイシェイ」しか知らない、それこそゼロからのスタートでした。自分でも驚いているのですが、それでも6ヶ月ほどの学習で中国語の基本的な会話が出来るようになったのです。まだまだ自由に話せるという域にはほど遠いのですが、ベーシックな中国語会話は出来るようになりました。それこそ「ひょうたんから駒」のように身をもって「瞬間外国語昨文メソッド」の絶大な効果を知ったのです。

私は自称、英会話教育のプロですから、これを応用してなんとか英会話がもっと楽に話せる英語スピーキングCDが作れないか研究して、ついに「瞬間英作で英会話マスター!スピーキング講座 E-Speaking」を完成しました。この特製CDコースで一人でも多くの方に、英語をもっと楽に話せるようになって頂き、私が中国語学習で経験した驚きと感動を感じて頂きたく切に願っております。

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