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August 03, 2006

英語学習にも成功理論が当てはまる!Part 1 社会人の方々への応用

先日、新宿紀伊國屋ホールでカリスマ体育教師の原田隆史先生の講演を拝聴してきました。

先生をご存じない方へ

原田 隆史先生略歴 (BOOK著者紹介情報」より引用)
原田総合教育研究所所長。東京・京都・大阪教師塾塾頭。天理大学非常勤講師。1960年、大阪生まれ。奈良教育大学卒業後、2003年春まで、20年間、体育教師として大阪市内の公立中学校に勤務。陸上競技部の指導と生活指導に手腕を発揮し、松虫中学校では、7年間で13回の日本一を輩出。現在は、大学で未来を担う教師の育成に当たるかたわら、現役教員のための私塾「教師塾」を主宰。学校教育にとどまらず家庭や企業教育など人材育成の分野で幅広く活躍する。

先生の講演を聴いていて、「英語学習にも原田流成功理論が当てはまる!」と強く感じました。

以下、私なりに原田流成功理論を英語学習に適用してみます。

多くの英語教材や英会話スクールへそれこそ数百万円投資しても英語学習者の20人中19人は英語をモノに出来ていないと思われます。何故でしょうか?

1.明確な英語学習の目標設定とその期限を設けていない。

自分は英語を学習して何を達成したいのか?

どこまで英語が上手くなりたいのか?

上手くなった英語を使って何がしたいのか?

など、具体的な目標設定が必要です。一人で海外旅行に行ける英語力、仕事で海外赴任できる英語力など具体的であればあるほど良いでしょう。

現状の英語力を分析して、3段階の目標を設定します。:絶対できる目標・中間目標・最高の目標。

35歳男性 大手商社勤務 例)

現状の英語力:英検2級、TOEIC530

最高の目標:仕事で海外赴任してグローバルに英語を使って活躍する 5年以内に達成

中間の目標:仕事で海外赴任できる英語力を身につける(TOEIC860点以上、英検1級合格)3年以内に達成

絶対できる目標:仕事で海外出張できる英語力を身につける(TOEIC600点)6ヶ月以内に達成

各目標を更に細分化して、現状の英語力から階段を一歩一歩登って目標を達成していきます。

☆現状の英語力:英検2級・TOEIC530

一段目:6ヶ月以内にTOEIC600点取得

二段目:更に1年以内にTOEIC730点取得、英検準1級合格(今から1年半以内)

三段目:更に1年半以内にTOEIC860点取得、英検1級合格(今から3年以内)

☆3年後に中間の目標を達成

2.具体的な目標達成の為の具体的な方法を考えていない。

原田先生によると成功者は目標達成の為に少なくとも64個の具体的な方法を実践しているそうです。自分の英語力の分析から自分にあった教材の選定・学習方法・学習時間の確保、その他諸々英語をモノにするための具体的な方法が64個必要だということです。

上記一段目の目標を達成する為に毎日学習しなければならない時間を逆算して、具体的な方法を考え出します。

①1日1時間は英語学習する(朝出社前15分、通勤途中に15分、帰宅後30分) ②1日5個英単語を覚える(単語カードを作成して通勤途中に目を通す) ③帰宅後30分間はTOEICの○○というテキストを使ってReading 15分、Listening 15分、集中して学習する。 ④i-PadTOEICのリスニングを録音し、通勤途中に聞く ⑤朝はNHKラジオのビジネス英語を出社前に聞く ⑥毎週1回1時間、外国人講師の英会話レッスンを自宅で受ける。

 

これでもまだ6個です。皆さんは64個の目標達成の為の具体的な方法を考え出せますか?

3.目標と方法を持っていても成功するまで継続できない。

つまり英語をモノにする前に途中で挫折してしまうのです。これで行こうと決めても3日坊主ですぐに教材や学習方法をコロコロ変えてしまう。これでは、いつまでたっても成功は覚束ないでしょう。

上記1日1時間の英語学習方法を皆さんはどう思われましたか?

出社前15分のNHKラジオのビジネス英語聴取、通勤途中の単語カード・英語リスニング、帰宅後30分のTOEICテキストによる学習、そして週1回の外国人講師による英会話レッスン。これ位なら自分にも出来そうだと思われたことでしょう。

しかし上記中間目標を達成するまで3年間で1095日、1日も休まずにこれを続ける自信はありますか?

顧客の接待で深夜までお酒を飲んで帰宅、または終電ギリギリまで残業をしてクタクタになって帰宅、それから30分間英語学習できますか?いくら深夜に帰宅しその後30分間英語を学習して、翌朝早く起きて15分間ラジオのビジネス英語を集中して聴くことができますか?満員電車に乗りながら単語カードとリスニング学習を毎日行なえますか?

こう掘り下げて考えると1日1時間の英語学習でも集中して1年365日実践、しかも3年間それを継続することは、忙しい社会人にとってはたいへんなことです。

「私生活にまで踏み込んで目標達成の為に自分の生活態度まで変えないと成功しない。」というのが原田先生の教えです。

英語学習の為に、心・技・体を整えないと自分の目標を達成する為の方法を継続できません。「たかが英語学習、されど英語学習」です。

原田語録に当てはめれば、「英語学習と思うな!人生と思え!」です。

「たかが英語学習と思うのではなく、自分の人生だと思って真剣に取り組まないと絶対に成功できない。」ということです。

英語学習の心技体を考えてみましょう。

英語を真剣に学習する心とは?

自分の決めた学習メニューを毎日必ず実行する強い心がないと、自分にピッタリ合ったどんなに素晴らしい学習方法でも継続できません。今日は仕事で疲れたからやめよう、今日は気分が乗らないからやめよう、今日はお酒を飲んで集中できないからやめよう、今日は見たいテレビがあるからやめよう...学習しない理由(言い訳)はいろいろと考えられます。

学習する部屋や机の上が散らかっていたら心が乱れて、学習する気分にもならないかも知れません。また、使うテキストやCD、辞書や単語帳、ノートや筆記用具などが整理整頓されていなければ効率が悪いし、時間の浪費に繋がります。「やる気」も失せてしまうかも知れません。「心を落ち着かせ心を綺麗に整えるには、掃除と整理整頓が不可欠だ。」これも原田先生の教えの一つです。

また、私生活が充実していないと英語学習も充実できないのです。

仕事が上手く行っていなければ、英語学習どころではないかも知れません。

夫婦関係・親子関係がギクシャクしていれば英語学習にも「やる気」が出ません。

心の悩みや心配事があっても学習に集中できません。

つまり、私生活に問題があれば、それを改善しないと心が落ち着かず、英語学習にも集中できないのです。

原田流成功理論では、「生活を改善しないと成功する確率が低くなる。」と考えます。

英語学習する技とは?

闇雲にテキストを音読しても、闇雲にCDの後につけてリピーティングしても、闇雲にCDを毎日聞きまくっても、効率は良くありません。自分にピッタリ合った教材・自分なりに工夫した学習方法が必要です。単語を毎日5個ずつ覚えるにも効率を上げるために自分なりの拘りと工夫が必要です。自分の現在の英語力を次の段階までに伸ばす効率の良い学習方法(技)に磨きをかけなければなりません。自分の英語力・性格・生活スタイルに合った学習方法をいろいろと研究して、「今の自分には、この教材を使ったこの学習方法がベストだ。」という方法を探し出さなければなりません。前述の例のようにNHKラジオ英語プログラム+市販教材によるセルフスタディ+外国人講師によるマンツーマン英会話レッスンなどいくつかの学習方法(技)を組み合わせる必要も出てくるでしょう。自分で自分の英語力を分析してベストの学習方法を決めることができないのであれば、英語学習カウンセリングというかたちで、専門家(英語学習カウンセラー)の意見を積極的に取り入れることは効果的です。

英語学習する体とは?

人間何をやるにも体力・健康が不可欠です。英語学習でも体力がないと駄目です。体力がないと学習に集中できません。健康にも留意していないといけません。風邪を引いていては効率が悪い。学習の前にお酒を飲んでは集中できません。睡眠不足でも集中できません。十分に睡眠をとり健康に留意し深酒は慎む、暴飲暴食も慎む。

イチローは翌日の試合にベストコンディションで臨むために夜22時以降は水以外口にしないそうです。ナイターの試合が終了するのは夜22時直前か場合によっては22時をまわってしまいます。自ずと試合が終わってから寝るまでに水しか口にしないことになります。試合が終わってから食事を摂ったり、冷たいビールの一杯ぐらい飲みたいと思うのは凡人ゆえでしょうか?

12時前には必ず就寝し、1日7時間の睡眠時間を確保し、暴飲暴食しないようにして、しかも成人病へ繋がるような食べ物に気をつけ、毎朝または毎晩、軽い運動をして成人病を予防、お酒やタバコもほどほどに、そうやって体調を整えて毎日の英語学習に集中できるように生活を改善していかなければなりません。

皆さんは最近、きちんとした食事をしていますか?
コンビ二弁当やファストフードに頼っている人は、慢性的にビタミンやミネラルが不足気味です。また、喫煙や飲酒、ストレスなどにより、身体のビタミン類は失われてしまいます。カルシウムやビタミンB群が不足すると、神経伝達物質が減少し、脳が正常に働かなくなるそうです。

このように英語学習の為に、心・技・体を整えるという切り口から目標達成への具体的な方法を考えてみると上記英語学習方法6個以外にも多くの方法が考えられます。

⑦英語学習する部屋と机は毎日綺麗に掃除し整理整頓に努める。

⑧夜12時前には必ず就寝し、1日7時間の睡眠時間を確保する。

⑨夫婦関係または親子関係を改善するために、月1回は外食・日帰り小旅行・皆でスポーツ・映画館での映画鑑賞など家族サービスを心がける。

⑩仕事の効率を最大限に高めて、遅くまで残業しなくても済むように工夫する。特に午前中に集中してその日の仕事の段取りを念入りに組み、効率よく仕事を片付ける努力をする。

⑪暴飲暴食や飲酒・喫煙は控えめにし、栄養(ビタミン)バランスに注意した食事を心がける。(肉を控えめにしてその分多くの野菜を摂取するよう努める。)

⑫成人病予防に朝、5分間縄跳びをし、15分間早歩きのウォーキングを励行する。

その他...

どうですか?

64個具体的な方法を考え出せそうですか?

英語学習に王道はありません。

闇雲に頑張っても駄目なんです。

英語をモノにするには、明確な目標設定と期限、自己分析と効果的な学習方法と生活改善が必要です。やる気と強い意志が不可欠です。自分の生活においての英語学習の重要度や優先順位がはっきりしていればいるほど、目標達成の可能性が高まります。自己分析をして自分の現在の英語力・学習環境・学習方法をきっちりと掴むことによって自分にとって最も効果的な学習方法を設定できてそれを実行に移せます。また挫折する前に自分の生活態度にまで踏み込んで具体的な生活改善方法をも実践すれば、目標達成への道筋が自ずと見えてくるはずです。

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