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October 04, 2005

どうすれば日本人はもっと上手く英語で話せるようになるのか?(Part-1)

どうすれば日本人はもっと上手く英語で話せるようになるのでしょうか?

今回から3回に分けて、
なぜ日本人は英会話が苦手なのか?
どうすればもっと上手に英語で話せるようになるのか?
を論じてみます。

英会話初級者の人でもわかるように簡単に書きますので、
是非おつきあい下さい。

これから書くことは、自分で英会話が苦手だと感じている人や
自称「英会話初級者」の皆さんにとっては有益な記事でしょう。

 私のメールマガジンの読者は内容が重複していますので、
 お忙しい方は読む必要はないかもしれません。
 でも、少しアプローチを変えていますので、お時間のある方は
 復習のつもりで読んでみて下さいね。

それでは、結論から書き始めます。

日本人が英語をもっと上手に話せるようになるためには、
次の3点を実践する必要があると私は考えています。

1)「日本語的な発想で考えた日本語を英語に置き換える」ということをやめる。

2)「英語的な発想で考えて、英語の語順で表現する」という訓練をする。

3)「英語での話し方の社会的なルール」に則って実践会話練習をする。

以上の結論を皆さんに「なるほど!そうだったのか!」と思って
いただけるように、少しずつ説明していきます。

英語を上手く話せない日本人は、日本語的な発想で考えた日本語を英語に置き換えて話そうとしてしまいます。

いきなりですが、

「私の大学は関東大学です。」を英語で言ってみて下さい。

あなた: (声に出して言ってみて下さい)

スムーズに言えましたか?

それでは解答です。

日本語的発想から、

My university is Kanto University. と言ってしまいがちですが、

これでは大学の所有者になってしまいます。

英語では、I go to Kanto University. (関東大学に通っている)
と発想します。

日本語で発想すると日本語の表現に惑わされて英語で表現できなかったり、表現できても日本語的な変な英語になってしまいがちです。

いくつか例を挙げてみますので英語で何というか考えてみて下さい。

「風呂に入る」  →          enter a bath ではなく take a bath

「頭を冷やす」  →          cool one's head ではなく cool off

「計画を立てる」 →          set up a plan ではなく make a plan

「それについてどう思いますか」  

 →  How do you think about it? ではなく
                                           What do you think about it?

簡単に言うと、英語を話すときに日本語が先に浮かんでしまうと
その日本語に惑わされて上手く英語が話せないということです。

どうですか、皆さんは英語を話すときに頭の中に浮かんだ日本語を
英語に置き換えていませんか?

「英語を話すときには、英語で考えて英語で話しなさい。」
とはよく言われることです。

でも、急にそんなことを言われても、どうやっていいのか・・・
わかりませんよね?!

皆さんの声が聞こえてきます。

「日本語で発想せずに英語で考えて英語を話した方がいいことは
わかりました。では、具体的にどうやったらいいのですか?
教えて下さい。」

ある大先生は、

「日常で見たこと聞いたこと、そして思ったことや感じたことを
すべて英語で考えてみましょう。」

とアドバイスするかも知れません。

でもこれって、とっても難しいですよね。

実際の会話で英語を話すのではなく、頭の中で英語で考えたり、
ひとりでぶつぶつ英語でつぶやくなんてできるんでしょうか?

それが出来るくらいだったら、もうとっくに英語は話せるはずです。

私たち日本人の思考言語は当然、日本語です。

日本語で考えるのが普通です。

それを英語で思考しなさいというのはちょっと無理があるのでは
ないでしょうか?

そこで私のアドバイスです!!!

 英語の語順で発話すると、自然に英語の発想になる。

 英語は、「主語」+「動詞」で話し始めよう!

これだけです! 簡単そうでしょ?

英語と日本語で決定的に違うのはその語順です。

日本人にとって韓国語を学ぶのが英語よりも遥かにたやすいのは
韓国語の語順が日本語に近いからです。

そういえば、韓国の人たちも日本人に劣らずに英語が苦手でしたよね。

TOEFLの平均点では日本と韓国がビリを競い合うぐらいですから…

英語を話すときに日本語的な発想になってしまう原因の多くが、
語順にあると私は考えています。

ここで問題です。

智子さんになって、Andyさんの質問に即答してみて下さい。

Andy: Hi, Tomoko. How was your weekend? Did you go anywhere?

Tomoko: (考えないで即答して下さい)渋谷に映画を見に行った。

どうですか?スムーズに英語が出てきましたか?

 Yes, I went to Shibuya to see movies.

と即答できた人は合格です。

英語で発想して英語で答えられました。
英語の語順で答えられたからです。

Shibuyaと思わず言ってしまった人は、日本語的な発想で答えて
しまいました。

日本語の語順になってしまったからです。

日本語では省略されがちな主語を英語で意識的に立てることが、
英語的な発想の入口です。

英語 の基本的な語順は、必ず主語と動詞が目的語(補語)の前に来ます。

 ☆英語:主語+動詞+目的語(補語)
            I     have   a dog.

これに対して日本語では、主語が省略されることが多く、
目的語(補語)をいきなり最初に言ってから動詞を最後に言うことが
一般的です。

☆日本語:目的語(補語)+助詞(てにをはが)+動詞
       「犬」       「を」        「飼っている」

他の例: 英語って難しい。 家に帰る。 ピザを食べる。
      パソコンは嫌い。 クラッシックが好き。

上の例では、Shibuyaといきなり行った場所を言ってしまうと
文が作れません。

Shibuyaと言いたいところをぐっとこらえて、
主語と動詞をまず言います。

 誰が(主語)→ I

 行った(動詞)→ went(goの過去)

最初にここまで言えれば後は楽に話せます。

 渋谷へ → Shibuya

I went Shibuya.と言ってしまっても意味は通じるはずですが、
日本語の「へ」に相当する行き先(場所)を表す前置詞toをつけて、
 
 I went to Shibuya.

と言えば立派な英文の完成です。

☆次のポイントを おさえて下さい

[日本語の語順]

1)話し言葉では主語を省略することが多い。
  (私は、 あなたは、彼は、など)

2)目的語や補語を先に言う。 「犬を」

3)次に動詞が来る。 「飼っている」

[英語の語順]

1)英語では主語は命令文以外絶対に省略しない。  I

2)主語の後には必ず動詞が来る。  have

  (助動詞や副詞などの修飾語が主語と動詞の間に挿入される場合がありますが、ここでは単純化します。)

3)動詞の後には動詞を具体的に説明する目的語や補語が来る。
   a dog

 (副詞句や副詞節が来る場合が多いのですがここでは単純化します。)

少しだけ応用してみましょう♪

I went to Shibuya. が基本ですがもっと言える人は、

具体的なこと(一緒に行った人、行った目的、行った時間など)を
一つずつ言い加えていきます。

5W1Hです。

いつ? どこで? 何を? 誰に(と)? どうやって? なぜ? 

誰と → with my friends(友達と)
   I went to Shibuya with my friends

何しに→ to see movies (映画を見に)
   I went to Shibuya with my friends to see movies

時間 → in the afternoon (午後)
   I went to Shibuya with my friends to see movies in the
   afternoon.

付け加える情報の順番は多少前後しても大丈夫です。

I went to Shibuya to see movies with my friends in the afternoon.

I went to Shibuya in the afternoon to see movies with my friends.

でもOKです。

ここまでの長さになると自分には無理だと感じてしまう人がいるかも
知れません。

ご安心下さい!

ちょっと練習すれば誰でも言えるようになります。

なぜなら、

主語と動詞を先に言ってしまえば、あとは情報(目的語や補語、および副詞句や副詞節など)を付け加えていくだけですから、慣れれば簡単です。

英語的な発想で主語が言えれば、自然と英語の基本パターンが
身に付きます!

(次の記事につづく・・・)

お楽しみに!

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Comments

ミスチルが大好きな20歳の大学生です。英語を上手く話せるようになりたくて、今迄いろいろな学習教材や通信教育もやってみましたが、余り成果があがらなくて悩んでいます。確かに語順が全く違う英語を、日本語が頭にこびりつた日本人が英語の発想で言葉を発することはかなり無理があるのだとは感じていました。
大学の先生(英文科です)に英語を上手く話せるようになる為にはどうしたら良いのですか?と真剣に質問したところ、「とにかく音読をしなさい。」というアドバイスを受け、取り合えず1ヶ月、英字新聞を2~3行位毎日音読していますが、念仏を唱えているみたいであまり面白くありません。何かよい自己学習の方法はないものでしょうか。
メルマガを発行されているようですが、タイトルを教えて下さい。また貴社で英語を使える業務がありましたら、ご紹介頂けますか。
いろいろと厚かましい質問をして、すみませんが宜しくお願い致します。

Posted by: Mr.Children | October 04, 2005 at 10:01 PM

Mr. Chilrenさんコメントありがとうございました。最近流行の「音読」「リピーティング」「シャドーイング」「右脳学習」は速読・速聴・発音・リズム・イントネーションの学習には効果があるのですが、自分の思っていることを英文で表現するという真の意味で「自由に英語が話せるようになる」能力を育成するにはまだまだ役不足です。次回のブログ記事で別なアプローチ(効果的な英会話学習方法)をご紹介します。

Posted by: Ichimura | October 16, 2005 at 09:06 AM

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Tracked on December 20, 2005 at 01:42 PM

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